40代女性 腰部捻挫

来院動機

デスクワークで座る事が多く、普段通勤以外で運動することもない。

昨日、普段よりも長時間のデスクワークを行った後立ち上がり時に腰の力が抜けるような感覚があり1時間程すると激痛が走るようになった。

そこから痛みは更に増してきている。

カウンセリング内容

どのような時に痛みが出るか

仰向けの体勢から起き上がる時、椅子の立ち座り等体勢を変える時に腰部に痛む。捻る事も難しい。

所見と治療、経過

初回施術

腸腰筋の硬さを伴う腰痛の為まずはウォーターベッドで水圧を加えながら歩行運動を行い腸腰筋を緩めつつ、左右の張力を均等に調整した。

その後炎症も強い為10分程度のアイシングを挟んだ後、疼痛がおさまってきたためうつ伏せの状態で背骨の矯正を行い今回ずれてしまった腰椎の微調整を行った。

今回の症状は1度で位置を戻してしまうと疼痛が増してしまうため複数日必要になることを伝え初診日の施術は終了。

2回目(1日後に来院)

自宅でのアイシングを徹底して行って頂いた事もあり疼痛は昨日の4/10程度になった。しかしまだ炎症が残っており何もせずにいると必ず炎症はぶり返すのでアイシングの継続を促した。

起き上がりの動作や椅子の立座りもゆっくりであれば可能になった為無理なく行える体操を1つ指導。

再度背骨の矯正を行い背骨の位置を調整した。

矯正後の骨盤を維持する為に薄膜を添付し可能な限り貼り続けるよう指導。

3日後に再度矯正を行う事を伝え2日目の施術は終了。

3回目(前回施術日から3日後に来院)

疼痛は初期の1/10程度に減少した。

生活動作に問題はないがまだ違和感が残る。

腰椎捻挫による背骨の歪みに関してはほぼ完治したがその原因となった骨盤の歪みやインナーマッスルの低下が残存する為、今後再発を予防する事と残りの症状を取りきるために背骨矯正後、複合高周波EMSによるインナーマッスルの検査を兼ねたトレーニングを行った。

9回目(初回施術から1か月後)

腰痛や違和感は完治。

背骨の捻転も解消され、骨盤の位置については歪む以前よりも改善されたため毎日の疲労感も感じにくくなってきた。

身体の硬さから控えていたジム通いも再開し始めた。

今後自宅でのメンテナンスを含め1ヵ月後に卒業予定と伝え、今後も継続しての通院を促した。

患者様の声

筋肉の調整と骨盤矯正を組み合わせた施術を受けました。効果はてきめんで腰痛は回を追うごとに症状が改善してきました。気が付いたら姿勢も良くなり、巻き肩の解消、下半身のサイズダウンも起きびっくりしています。

担当者のコメント

症状の改善おめでとうございます。

初めて来院された時は本当に辛そうに体を引きずっていたのを覚えています。座って問診をするのも大変そうでしたね。

現在は痛みもなくなり楽に生活できるようになりましたが、これからは再発予防を兼ねてトレーニングも行っていきます。

卒業まであと一歩ですので頑張りましょう。

吉祥寺名倉堂接骨院・鍼灸院